toeicスコアと対策

toeicとは〈Test of English for International Communication〉の略なので英語のコミュニケーション能力を客観的に評価するためのテストです。現在は世界の約60カ国で実施されていて世界中で年間450万人が、日本国内では約149万人が受験をしています。テスト結果は合格・不合格ではなく、また『英検』のように受験級があるわけではありません。その能力結果は10点から990点までのスコアによって評価されるのです。

toeicの受験者数がここまで増えた背景には、ここ数年における人やモノ、情報などの国際化が背景にあるといわれています。多くの企業が世界の舞台で活躍し、また世界の大企業が日本に進出するなど、その国際化の波はここ数年で大きく変化を遂げてきました。それにともない必然的に率先力となる英語のコミュニケーション能力を企業は必要とするようになったわけです。このような社会の流からしても、世界中で幅広く受験されているtoeicが高い効力を発揮することは当然のことといえるでしょう。

とくに最近では、就職・転職や昇給・昇格などの際にtoeicのスキルを基準にする企業も増えてきています。人気の高い企業などでは新卒採用時に、まずはtoeicのスコアで合否を振り分けてしまうという企業があるほどです。いくら自己アピールの欄に「英語が得意です」と書いてあっても、それを証明する資格がなければ企業はゼロとみなすでしょう。つまり、英語のコミュニケーション能力における自分自身のスキルを証明するためにも、大きな効力を発揮してくれるというわけです。

一般的にtoeicの効力は2年間が有効だといわれています。しかしtoeicを運営する〈国際ビジネスコミュニケーション協会toeic運営委員会〉では2年間の有効期限というくくりは設けていないため、一度取得したスコアはずっと効力を発揮するというのが事実です。とはいえ、企業側が採用の際に10年以上も前に取得したスコアを現在も有効と捉えるか否かはまた別の問題です。あくまでも一般的にその人のスキルが持続するであろう期間を考慮すると、社会的な効力の有効期限は2年間が妥当なのでしょう。
 

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